音楽ソムリエ

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陽炎 (2004年, フジファブリック)

ジャパニーズロックサウンドの王道

曲名の"陽炎"は密度の違う大気が混ざり合うことで、光が屈折し、ユラユラと揺れたように見える現象です。

 

最近は猛暑の影響で夏場にはよく観られますが、私の子供だったころはそこまで多くは見られなかったかな。当時は比較的めずらしい現象だったと思います。

 

ただ子供のころ、真夏の暑い日に陽炎が見える場面は今でも記憶に残っています。誰しも幼い日の陽炎の情景が思い出されるのではないでしょうか。

 

陽炎は常に変化して、できては消えるその様子から、とらえどころなく、はかないものの例えとしてよく使われます。

 

陽炎の歌詞では、小さい頃の情景と大人になってからの自分、変わってしまったもの、変わらないもの、色々な想いが陽炎のようにめぐります。

 

フジファブリックの歌詞では、例えばある人を好きだと表現する場合に、「君が好きだとは表現せずに、君のことは嫌いじゃないと表現する」と過去にインタビューで志村さん語っていました。

このような表現方法をとることで、多くの人に自身の体験と重なるような曲造りを心がけているそうです。

 

楽曲はフジファブリックらしい、キーボードが印象的なロックサウンドに仕上がっており、志村さんの声もさることながら、彼らにしか出せないサウンドだと思います。

 

ものすごくいい曲ですね。

ぜひ聴いてみてくださいね。

 

音楽ソムリエ

なゆた

 

フジファブリック

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