ポップだけど、ただのポップじゃないんだ!
フレンズは、2015年に結成されたシティポップバンドです。
シティポップは1970年代後半から1980年代に流行した都会的なイメージを前面に出したポップスを指します。70年、80年の当時はAORと呼ばれていました。
メンバー
おかもとえみ(ボーカル)
ひろせひろせ(MC・キーボード)
長島涼平(ベース)
三浦太郎(ギター・ボーカル)
SEKIGUCHI LOUIE(ドラムス)
このLove,ya!はフレンズの良いところがにじみ出た楽曲になっています。ミュージックビデオも可愛らしく、素晴らしいです!
作詞はボーカルのおかもとえみさん、作曲はひろせひろせさんが担当しています。限りなくポップで明るい気持ちになれる曲調です。
イントロのパラパッパッパー、ものすごくポップ!ひろせさんのラップもポップな感じで好きです。
楽しい感じですが、いきなり寝坊したところから始まります ( ̄▽ ̄;)
歌詞では恋人になる前の男女の微妙な駆け引きがうまく表現されています。
映像のカードゲームは、
デートの残り時間が0になる前に「彼のハート」と「彼女のハート」を共に10にすることが目的の協力型カードゲームだそうです。
よくこんな設定考えましたな!
恋の駆け引きをカードゲームに見立ており、リンクして音楽と共に進んでいくところが、すごく面白いです。
そしてフレンズの一番の魅力である、おかもとさんの声、ポップな曲調なのですが、そうではないかのように聴こえてしまう不思議な声です。
新宿で待ってて
人混みの中で見つけたら
携帯見てるフリ気づいてくれるかな
どこで何したいかって
話してた 午後6時
本当は2人だけで
いれたらいいって言えたらな
お互いに牽制しあってる時はこんな気持ちもあったかなと思い返させてくれる歌詞です。
ねぇ あからさま
「このまま海まで連れてって」
ねぇ 君はまだ
隣でウトウト寝てるフリしてるの?
ねぇ あからさま
勇気出したのわかってる?
ねぇ 君だけに
伝えたいよこの気持ち 好きだよって
「ねぇ」というフレーズで、何度も語りかける言葉が印象的です。
この曲はどの世代にも共感をもってもらえる歌詞ではないし、このような期間は、人生の中ですごく短いと思います。
それでも私は何故かこの曲に引き込まれて、何度も聴いてしまいます。不思議な中毒性があるようです。
声がポップじゃない、このギャップのせいで、何度も聴きに来てしまうのかもしれません。
シティポップ侮るべからず❗
音楽ソムリエ
なゆた
このLove,ya!が入ったミニアルバム、ショー・チューン は全国販売はされておらず、official HP で買えるみたいです。https://friendsgoods.stores.jp/items/5b7fabd35496ff502a002918 @stores_jp