音楽ソムリエ

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エイプリル (2016年, mol-74)

春の情景に淡々と流れるメロディーが切ない!



mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)は、2010年に結成された4人組ロックバンドです。

 

名前が難しい(>_<)

 

単純にmol-74 (モル74)で、いいんじゃないのっと思ってしまったのは私だけか!

 

その由来は化学の世界でよく使用する単位のモルかと思いましたが、そうではないらしいです。

 

このバンド名はmolecule(分子)の略称で、74はメンバーが通う高校の住所の『1-15-60』=-74、マイナス74だそうです。

 

そのような意味があったとは、ハイスクール時代、初心忘れるべからずとの想いがあるのかもしれません。

 

 

バンド名はさておき、彼らの音楽の特徴は、日常にある身近な感情を透き通るような音、そして繊細な表現です。

 

メンバー
武市和希(ボーカル、ギター、キーボード)
井上雄斗 (ギター、コーラス)
髙橋涼馬(ベース、コーラス)
坂東志洋(ドラムス)


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mol-74 official HPより

 

このエイプリルは優しい春風がふく4月にピッタリの楽曲になっています。近年、フェスが大人気で、王道ロックバンドが多いのですが、それとは一線を画す存在。

 

作詞はボーカルの武市さんが担当することが多く、作曲はメンバー全員で作り上げることが多いようです。このエイプリルも作詞:武市和希、作曲:mol-74になります。

 

このエイプリルはどちらかというと無機質な感じで淡々と流れていきます。武市さんの透明感ある声と繊細な響きがで、切なさが心に残ります。

 

綺麗な映画を

観たあとにふと君を思い出した

あの日をなぞれば

何となくまた戻れそうになって
なった

 

この「なって」、「なった」の組み合わせが綺麗で素晴らしいです。mol-74の楽曲では歌詞の区切り方が独特で、何でしょう、区切り方によって不思議と余韻が残ります。

 

線路沿い

変わらない街並と匂い 変わった僕だけがいる

屁理屈並べても

戻れない日々をただただ嘆いた

 

そしてサビ前のファルセットが、透き通るように気持ちよく、「ねえ」という呼び掛けに収束されます。

 

弱く春風が包む

曖昧に ねえ

 

エイプリル
僕は変わった?
エイプリル
君は変わった?
いつもいつまでも続いていくような気がしていた午後
奇跡のように出会って
必然のように別れて
映画みたいにはいかない結末に僕は何を想う

 

「奇跡のように出会って、必然のように別れて」サラリと流すように歌われるのですが、哀しい。

 

ここからは別れに対しての、自分の葛藤をの言葉が続いていきます。

 

誰かの幸せを願う程僕は優しくなくて
せめて僕だけはと思うのはおかしいのかな

 

草食系男子感高めです。

 

そして映像に出てくる女性が、理想的な彼女像、京都の光景、このミュージックビデオのイメージが印象的で、引っ張られてしまいそうになります。

 

何だか人の恋愛覗いているようで"恥ずいっ"と感じる人もいるのではと思います(私はこのタイプ)。

 

しかし、音楽自体はすごくいいんですよ。

 

けっこう中毒性があって耳に残る音楽、サビのメロディーは頭の中で鳴り続けます。

いつの間にか鼻歌で歌ってしまっている自分がいる。はっ!これはmol-74の曲。

 

こういう音楽はいい音楽!

もうすぐ4月も終わってしまいます。

残りわずかなエイプリルを🎵

 

音楽ソムリエ

なゆた

 

 

mol-74(初回生産限定盤)(CD+DVD)(特典なし)

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