新感覚のラップと文学的歌詞がすごい!
ライ ラライ ライライライ ライライ ライラライライライ🎵
「ライ」の数、
本当に合ってますか・・・?
口では言えるのに
書いていると分からなくなる~~!!
いつの間にかライライが
イライラになってる~~ (>_<)
さて、冗談はさておき
TOKYO No.1 SOUL SETの名曲、
「黄昏'95〜太陽の季節」です。
このサウンド感、センス大好きだぁ🙌
TOKYO No.1 SOUL SET(トーキョーナンバーワンソウルセット)は、1990年代初めに結成されたヒップホップバンドです。
メンバー
川辺ヒロシ(DJ)
BIKKE(ボーカル)
渡辺俊美(ギター・ボーカル)
【旧メンバー MCドラゴン(ボーカル)】
一言でいうと不思議なバンドです。
wikipediaの音楽ジャンルには「ヒップホップ、Jポップ、実験音楽」とありました。
実験音楽・・・。
そんなジャンルあるのですね。
ヒップホップというよりも、ボーカルBIKKE(ビッケ)さんの語りかける歌詞が、詩の朗読を思わせるかのようで独特です。
ラップなのに、あえて韻を踏んでいないのも特徴的です。また、レゲエっぽい音楽性、何故かヒップホップなのにギタリストがいる!
でも一度聴くと忘れられない音楽、
素晴らしいです。
イントロでは、シャカシャカ音と共に賑やかな外国人風?人々のノリノリの声で始まります。口笛まで聴こえてきます。
そしてギターの気持ちいい音、ベースラインで鳴っていて、いいリズムだぁ。
また文学的歌詞が最高!
太陽の光 月の灯り 夕暮れに誰と黄昏る
僕らはそもそも昼に生きるのか そうでなければ何故、昼は
太陽の光で注意を引き たちまち僕らの目を眩ませて
輝きたいと思わせるのか より高く もっとより高く
空想よりももっと高くと たえず光源へとおびき寄せる
(なら)飛び立とう、そして到達しよう 足場が不安定なのに気づかずに
翼のバランス考慮して 飛翔は合理的に計算され
おかしいところはないはずなのに 妙に自信だけは持っているのに
昇天への欲望はどうして狂気の様に見えるのか
「光源」、「飛翔」、「合理的」など歌詞ではあまり出てこないような理系ワードがたくさん出てきて、面白い。
BIKKEさんのやさしめな声も良いです。そして聴いているとクセになるイントネーション。"より高く もっとより高く" 歌い方のセンスgoodです。
2番以降の歌詞は1番の歌詞とは重ね合わせてみると違いが見えてきて面白いですよ!
太陽と月、昼と夜の関係が、人間社会の関係を比喩しているようで考えさせられます。
ミュージックビデオも映画のエンドロールのようで味わい深い!TOKYO No.1 SOUL SETは大好きな楽曲がいくつかあるので、そちらもぜひ紹介していきたいと思います。
いつになるかは分かりませんが、
次回をお楽しみに🐧
音楽ソムリエ
なゆた

- アーティスト: TOKYO No.1 SOUL SET
- 出版社/メーカー: RCAアリオラジャパン
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: CD
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