哀愁漂うパンクロックに脱帽だぁーー!
そう、皆様ご存知のまんが日本昔話の名曲、
「にんげんっていいな」です。
えっ、なにっ知らない!?
学校で習わなかった!
あのヒト、ウサギ、クマ、キツネ、モグラたちのにぎやかで楽しい映像、そして素晴らしいエンディングソングのハーモニー、今も耳に残りますよ。
日本昔話は名作アニメーション、今見ると、 ヒトが一番ワイルドで、ひときわシュールな映像なんだ!
そしてあの「にんげんっていいな」、ガガガSPによって秀逸なロック調にアレンジされたのが、この曲です!
いや~、映像、音楽とも楽しく仕上がっており、バッチリです。
ガガガSPは1997年に神戸で結成されたパンクロックバンドです。
構成員は
コザック前田(唄い手)
山本聡(ギター弾き手)
桑原康伸(ベース弾き手)
田嶋悟士(叩き手)
哀愁漂うフォークソングをパンクロックへと転換するという独特の音楽性、この楽曲もガガガSPの良さが存分に出ています。
原曲の作詞作曲は
作詞:山口あかり
作曲:小林亜星
「この木何の木 気になる木の」の小林亜星さんが作曲しています。耳に残る、残響曲の作曲センスがピカイチです。
そしてこのガガガSPバージョンはとにかく「合いの手」が素晴らしく気持ちいい🙌
こんなきれいに入るのか!?
いいないいな人間っていいな (いいなぁー!)
合いの手ワード、聴いていると、つい言いたくなる。
そして、実はこの曲はけっこう奥深い歌詞なのです。
いいな いいな
にんげんって いいな
おいしいおやつに ほかほかごはん
こどもの かえりを まってるだろな
みんなでなかよく ポチャポチャおふろ
あったかい ふとんで ねむるんだろな
ヒトでは当たり前のことかもしれませんが、厳しい自然の中で暮らす動物達から見れば、これらはものすごく幸せな事象なのかもしれません。
当たり前の生活と日々に感謝です。
ミュージックビデオもいいですね。大の大人が公園遊具でこれだけハシャグと、現代なら間違いなく不審者情報が流れちゃいますね。
しかし、楽しそうなこの感じはエンディングのアニメーションを彷彿とさせて嬉しい。
どこか哀愁漂うパンクロックが素晴らしく気持ちいい。
そしてジーパンはさすがに破けすぎ❗
新しいの買おう!と言いたくなりますね。
後半は破けたジーパンが気になって、音が耳に入ってこない・・・。
なつかしい。
音楽ソムリエ
なゆた