巧みなギターサウンドとトリッキーなリズムに病みつきだ!
tricot(トリコ)は2010年に結成された女性3人、男性1人のメンバー編成のロックバンドです。
メンバー
中嶋イッキュウ(ボーカル・ギター)
キダ モティフォ(ギター・コーラス)
ヒロミ・ヒロヒロ(ベース・コーラス)
吉田雄介(ドラムス)
旧メンバー
komaki♂(ドラムス)
※『爆裂パニエさん』のドラムスはkomakiさん
ボーカルの中嶋イッキュウさんは、川谷絵音さんがプロデュースするジェニーハイでもボーカルとして活躍されています。
ちなみに本名は中嶋いくみ (193) でイッキュウサンとのこと。 いいあだ名ですね。
tricotといえば、独特な変拍子がよく話題に挙がります。変拍子とは何のことなのでしょうか?
変拍子の説明の前に拍子とは!
辞書を引いてみると次のように記されています。
決まった時間に規則的にめぐる、強い音と弱い音との組合せ。
例えば、👏パンッ(強)、パンッ(弱)の繰り返しは2拍子。
👏パンッ(強)、パンッ(弱)、パンッ(弱)の繰り返しは3拍子。
👏パンッ(強)、パンッ(弱)、パンッ(弱)、パンッ(弱)の繰り返しは4拍子になります。
多くの楽曲はこの2~4拍子で構成されるものが多いようなのですが、これらを足し合わせたり組み合わせた拍子、例えば5、7、8、9拍子などなどを変拍子と言うそうです。
ドラム音を集中して聴くと、強い👏パンッと弱いパンッのリズムが一定で鳴っているのが分かると思います。最初は5拍子かな。
toricot(トリコ) 楽曲は何かトリッキーな感覚、不思議なリズム、そして突発的に拍子が変化します。ジェットコースターに乗ってる時に、想像していたのと別方向に曲がるような感覚に陥ります。
彼女達の楽曲は良い意味の "違和感" を与えてくれます。
この『爆裂パニエさん』は激しいロック調、そして躍動する演奏が素敵です。ベースとドラムスの変拍子リズムもそうですが、ギターのリフもめっちゃカッコいい!
歌詞は独特です。
プランクトンにおかされた感情おぼれて消えた
深海で終わらせようとしてんだ
嫌い白い肌の生ぬるさ
痛いくらいが僕にはちょうどいいと
以来それは君だけの感覚
違う違う もっとしょうがないと言いたい
カッコいいギターサウンドの後の "語り"
全てを披露出来ぬまま 僕が僕を終えるのは思ったよりも悲しいと ちょっとしたオフホワイトの箱に 感情移入してみた 嘘を吐いているのは僕なのか はたまたただの野次馬の君か 想像の管理も上手に行えていないくせに 僕は人をダマせるほど頭が良くは無いだろうし 本当の事を全て話すほど「馬鹿」じゃない それを嘘と真実の境界線(ライン)を消す為だけに ただ踊り続けているだけの 「馬鹿」野郎だと 君は言った
残念ながら詳しい意味は分かりません (>_<)
当時の「爆裂」という言葉が流行っていた。そして、結成されて間もないtoricot(トリコ)でこれから やるぞ!っという想いが詰まった楽曲だそうです。
toricot official blog より:http://tricot.tv/archives/1913
しかし、内から出る衝動、演奏の迫力がすごい!海外ツアーも精力的に行っておられ、トリコの曲のYotubeのコメント欄には外国人の皆様、コメントがすごく多くて、音楽に国境なきことを実感させられます。
すごいすごい
かけあし しながら楽器弾くと楽しさ倍増!?
音楽ソムリエ
なゆた