音楽ソムリエ

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口うつしロマンス (2014年, 中村佳穂)

一目惚れ、一耳惚れ・・・、飛び跳ねる音と祈る声に心奪われる!

 

手は生き物、声は祈り。

中村佳穂さんです。

 

目次

 

中村佳穂とは

数々のイベント、フェスの出演を経て、その歌声、音楽そのものの様な彼女の存在がウワサを呼ぶ京都出身のミュージシャン。

ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。 ひとつとして同じ演奏はない、見るたびに新しい発見がある。今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げ活動していく。

引用:https://nakamurakaho.com/

 

他のアーティストとは一線を画す存在、彼女にしか出せない音楽の世界がある。

 

 

口うつしロマンス

この「口うつしロマンス」という曲、息を呑むような素晴らしさ!歌詞中に "一耳惚れ(ひとみみぼれ)" という造語が出てきますが、まさに一回聴くと、この曲の "とりこ" になってしまいます。

 

イントロの飛び跳ねるような軽快なピアノとスティーブ エトウさんのダンボールパーカッションの響きが心地良い。

 

このピアノの跳ねるようなメロディー、揺れる声、第一声が鳴ると心が全て持ってかれる。

 

歌詞

baby don't you know

君は知ってるの

おまじないをかけられたの

baby don't you know

わたしは知ってるわ

おまじないがとけないの

 

一目惚れ、一耳惚れ

 

君に会うためには

未来を飛ばないといけないの

捨ててしまおう  古い思い出は

捨ててしまおう  重荷になるだけさ

捨ててしまおう  そしてホップステップジャンプ

捨ててしまおう  サラバ  ふるさと

 

歌詞の意味 と解釈

この "一目惚れ、一耳惚れ" という言葉、素敵な言葉で、メロディーと共に頭の中でリフレインします。

 

歌詞中に出てくる「おまじない」という言葉は一目惚れ、一耳惚れにかかる魔法のようなものでしょうか。一旦かけられたおまじないはなかなか解けないようです。

 

「君」とは、人物のことだけではなく、新しいメロディーや音のことを比喩している気がします。人を好きになって恋愛するのと同じように、新しく音を造り出すには過去の思い出を捨てて、もう一度作り直す。未来に向かってホップ ステップ ジャンプと!

 

一目惚れという恋愛の過程と一耳惚れという新しい音楽を創る過程、命を吹き込む過程が表現されている。

 

ちなみに、曲名のロマンスとは空想的で大衆向けの小説や物語、現在では特に恋愛小説を指すが、音楽では自由な形式の心地よい楽曲のことを表現する。

 

「口うつしロマンス」とは曲に命を吹き込むという意味が込めらているのかもしれません。

 

しかし、歌ってる中村佳穂さんが本当に楽しそうで、魅了されます。この映像でも分かるように即興演奏が多々あるため、ライブに行っても同じ演奏は二度とない。そんな貴重な体験ができるライブ、行ってみたい。


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現在は入手できないようですが…。

再リリースを待ち望む!

 

音楽ソムリエ

なゆた