音楽ソムリエ

おすすめの楽曲を紹介しています!

Weapons of mass distraction (2011年, andymori)

美しいメロディー、儚い唄、意味しているのは何なのか!

 

先日、深夜0時ごろ

TwitterのLive配信なるものがあり

andymoriのボーカルであった小山田さんの声

映画『ティファニーで朝食を』より

Moon Liver(ムーンリバー)が流れた

静寂のなかに響く声

その場にいるかのようで心地よかった

そしてふと、この曲を思い出した・・・

 

 

andymori(アンディモリ)は、2007年に結成された日本のオルタナティヴ・ロックバンドです。しかし、残念ながら2014年10月15日解散しています。

 

 

メンバー
小山田壮平(ボーカル・ギター)
藤原寛(ベース)
岡山健二(ドラムス)

旧メンバー
後藤大樹(ドラムス)

 

活動期間は2007年 - 2014年と短いのですが、名曲をいくつも残してくれています。


f:id:ongaku_somurie:20200216223912j:image

 

『Weapons of mass destruction』

日本語に訳すと大量破壊兵器

何て物騒な曲名なんだ・・・

 

しかし、落ち着いた雰囲気、ノスタルジックで懐かしい感じがする。そして美しいメロディーが何とも言えない。

素晴らしく心地よい音を与えてくれる。

 

小山田さんの少し儚く、不安定な声

懸命に何かを伝えようとする声

非常に印象的です。

 

この曲のようなスローテンポな曲調はandymoriとしては少ないのではないかと思います。また歌詞の意味がよく分からない・・・。

 

 

作詞作曲:小山田壮平

さくら通りには

ぬるい風と影の中

森に憧れる人間の哀れな営み

君と分け合うためのコーラを買って歩くよ

ふざけあえば分かるはず

下らないこと 変らないもの

 

なんだか 綺麗な人形が欲しいよ

僕にとっての君みたいな

Weapons of mass destruction

東へ東へ

 

流れる雲のように生きるには少しだけ

この体は重たすぎて嫌になるけれど

戸惑う人 立ち止まる人 流される人 抗う人

嫌いになれない様々なあれこれ

 

太陽がなんだか恋しいんだ

コンクリートジャングルに降り注いだ

Weapons of mass destruction 東へ東へ

 

一人きり電車に揺られ

なんだかなって思って

映画のような我が世界を想えば

うまくいけばいいし

ダメなら悲劇のヒーローになるよ

居眠りしたり ぼんやり車窓を眺めたりするよ

 

綺麗な人形が欲しいよ

僕にとっての君みたいな

Weapons of mass destruction 東へ東へ

太陽がなんだか恋しいんだ

コンクリートジャングルに降り注いだ

Weapons of mass destruction 東へ東へ

 

難しい、何を表現しているのか分からない。ポジティブかネガティブかも判断しかねる。

そんな歌詞です。

 

Weapons of mass destruction

日本語に訳すと「大量破壊兵器」

でも歌詞には戦争を意図するような言葉は一切出てきません。『Weapons of mass destruction』は何を指しているのか?

 

 

 

H Pのブログには次のような記載がありました。

2010.06.16 02:29

Weapons of mass destruction
Weapons of mass destruction という曲をかいた。大量破壊兵器という意味。Weapons of mass destructionを口実にアメリカはイラクと戦争した。でもイラクには大量破壊兵器はなかった。大量破壊兵器は恐ろしいから、みんなこれに振り回される。兵器を作った人間、その兵器をめぐって殺しあう人間。
でも人間は放っておいても全員死ぬ。宇宙の運命に殺される。
つまりWeapons of mass destructionは人類全体にむけてすでに発動している。太陽の光のように常に降り注いでいる。
君が知っている人は君も含めてまず間違いなく全員死ぬと思う。今この瞬間にも君の体は削られている。
それはみんなが共有できる感覚だ。

 

これを読んだ上で、もんもんと考えてみると

Weapons of mass destruction

どうやら ″時間″ を表す比喩表現のようです。

時間は東へ東へと流れる。

 

なぜ時間を大量破壊兵器と呼んでいるのか、それは人が時間によって支配された存在であり、常に影響を受けているためであるようです。

 

歌詞中には

″綺麗な人形が欲しいよ″

″僕にとっての君みたいな″

 

深く意味を考えていない時には、″人形″という言葉が少し怖くて、ネガティブに感じていたのですが・・・、Weapons of mass destructionが時間を意味しているのであれば、人形は時間が経過しても変わることなく存在する、ポジティブなものとして捉えることができます。

 

時間に縛られことなく、自分を安心させてくれるもの、僕にとっての君みたいな・・・そういう存在が欲しいと

 

しかし、僕にとって君は人形みたいに時間の止まった存在!?

そう考えると君はもう亡くなってしまっていており、時間に捕らわれていない存在なのかな!?

 

などなど、いろいろ考えさせられます。

 

 

初めて聴くと美しいメロディーで心引かれる

 ↓

歌詞を知ると何か怖いぞこの歌詞は!

 ↓

でもよく考えたら違う意味も見えてきて

 ↓

また違うメロディーが聴こえてくる

 

何かこんな感じの楽曲です。

 

音楽ソムリエ

なゆた

革命

革命

  • アーティスト:andymori
  • 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
  • 発売日: 2011/06/08
  • メディア: CD