音楽ソムリエ

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過去、現在、未来をテーマに邦楽・洋楽、ジャンルレスに独断と偏見による音楽紹介

napori (2019年, Vaundy)

静けさの中、音の重なりが素晴らしい、「縁そっとflight」って何だ!?

 

静けさ

トリッキーなビート

音と声の重なり合い

このトラックは最高にカッコよいぞ❗

 Vaundy(バウンディ)さんの『napori (ナポリ)』

 

目次

 

 

Vaundy とは

Vaundyは、日本のミュージシャン。現役大学生でありながら、作詞、作曲、アレンジを全て自身でこなし、アートワークのデザインや映像もセルフプロデュースするというマルチアーティストである。

 

最近では『東京フラッシュ』、『不可幸力』という楽曲が注目されていますが、この『napori』はこれらの曲とは、スタイルが違うピコピコ系で、オシャレな楽曲となっています。

 

ジャンルレスな音楽と裏切りの独創性

Vaundyさん、実は楽曲ごとにテイストが大きく違っており、まさにジャンルレスな音楽がすごい❗

 

本人はジャンルがないことに、こだわっているわけではなく、自然なことだと。様々な創りたい音楽があり、その多様性が逆に幅広い表現につながっている。

 

 

「このアーティストの曲は、○○のような曲調だから好き」というように、リスナーは固定観念を持ってしまいがちですが、その想いを逆手にとった、驚きある曲作りをしておられます。

 

『napori (ナポリ)』は音数が少なく、どちらかというと静かな楽曲ですが、独特なビートとリズム、サビに進むに連れて、音と声が重なるアップ感が心地よいです。

 

 

この曲はラヴソングなのですが、独特な言葉の使い方や言い回しが非常に面白いです。

 

 

歌詞

作詞作曲:Vaundy

ろくな音楽もなくて

そんな日々をまた二人で

僕ら指にラヴソングで

今夜も二人で歩いてこ

 

二人になって

君を待って思い出したんだ

僕が大人になって

思い出すのは君じゃないかな

あれは

 

縁そっとflight

僕ら互いの指を絡みあってもう

naporiずっといたいよ

ここで見つめあって互いに安堵する

oh right  oh right  oh right

絡めあっていく

oh right  oh right  oh right

 

当然こんな夜にはコーヒーがいいだろう

そんな僕の横でハイボールを一口

もう 何て言うんだろう

そう君見てると

酒入ってなくても

酔いが回るんだな

 

音になって

大人になって

思い出したんだ

君が大人になって思い出すのは僕じゃないかな

いずれ

 

縁そっとflight

僕ら互いの指を絡みあってもう

naporiずっといたいよ

ここで見つめあって互いに安堵する

oh right  oh right  oh right

絡めあっていく

oh right  oh right  oh right

 

君と

縁そっとflight

僕ら互いの指を絡みあってもう

naporiずっといたいよ

ここで見つめあって互いに安堵する

oh right  oh right  oh right

絡めあっていく

oh right  oh right  oh right

二人はキスをする

oh right  oh right  oh right

絡めあっていく

oh right  oh right  oh right

 

 

歌詞考察『napori』、「縁(へり)そっとflight」の意味を考える

ラヴソングだということは分かりますが、

  • 曲題の『napori』がどういう意味か?
  • 「縁(へり)そっとflight」って何のことなのか?

気になります。

 

『napori』、イタリア南部の都市ナポリ(napoli)なのかと思ったら、英語の綴りが違うようです。でも何回も読んでいると、naporiは人名をぼやかして表現しているのではないかと感じました。

 

See Naples and die.

ナポリを見てから死ね、すなわち美しいナポリを見ずに死ぬのは無念という ″ことわざ″ があるように、君の美しさを表す比喩表現なのかもしれません。

 

そして「縁(へり)そっとflight」という歌詞がこれまた独特です。

 

【読み方】

[音]エン

[訓]ふち へり よる ゆかり えにし よすが

 

【意味】

  •  物のへり。ふち。
  • そのようになるめぐりあわせ
  •  血縁的、家族的なつながり。親子・夫婦などの関係。

 

「縁そっとflight」は、巡り合わせに、そっと飛び立つという意味でしょうか。

 

曲だけを聴くと、″very so to flight″ とまるで英語のように聴こえる歌詞、響きが印象的でカッコ良いです。

 

また「大人になって思い出す人は?」という問いが、巧みに使われており、間接的に想いを伝えるているところが、現代ラヴソングの特徴なのだと思います。

 

さて、あなたにとって、大人になって思い出す人は誰なのでしょうか? そして自分はそうなれていますでしょうか!?

 

音楽ソムリエ

なゆた

 

strobo

strobo

  • アーティスト:Vaundy
  • 発売日: 2020/05/27
  • メディア: CD