音楽ソムリエ

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過去、現在、未来をテーマに邦楽・洋楽、ジャンルレスに独断と偏見による音楽紹介

Deadweight (1997年, Beck)

Deadweight (重荷)からの解放、逆説的な世界に生きる人への応援歌!

 

ボサノヴァ(Bossa Nova)やブラジルベースのサウンドが感じられる

独特の声とリズム

電子音楽との融合

 そして、この不可思議ミュージックビデオが最高だぁーー!

 

目次

 

 

BECKの『Deadweight 』について

ベック・ハンセン(Beck Hansen)は、アメリカ合衆国のミュージシャン。1990年代から活躍を続けるアメリカを代表するソロ・アーティストである。

 

そして、この『Deadweight 』は、1997年にリリースされた楽曲であり、映画「A Life Less Ordinary」のサウンドトラックとして収録されている。 

 

映画「A Life Less Ordinary (普通じゃない)」は、しがないビルの清掃員と、ひょんなことから彼に誘拐された社長令嬢の恋の行方を描くロマンスコメディー。ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアス、豪華キャストが出演している。

 

 

ビーチで机に向かって仕事をし、休日にはオフィスに向かう

ミュージックビデオでは、ビーチで机に向かって仕事をし、休日にはオフィスに向かうという、逆説的な世界に生きる姿が描かれている。皆が休みの時に働くのはつらい・・・。

 

何とも不思議な映像、サウンドのアバンギャルドさと相まって、心に残る。特に自身の影に引っ張られて歩いていくというまるでコントのような映像、そのシュールさに衝撃を受けた。


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『deadweight』の意味するもの

曲の題名である『deadweight』の意味は

  1. どっしりと重いもの
  2. 重荷、重責
  3. 自重

などが挙げられる。

 

重荷や重責の曲名と関連するように、歌詞では緩やかなメロディとは対照的に、孤独、ギャンブル、死など、少し不吉な言葉が書かれている。 

 

 

歌詞和訳

On a highway, unpaved, going my way
You're so alone today
Like a ghost town, I've found
There's no belief, no salt in the sea

舗装されていない高速道路で 私の道を行く

あなたは今日は一人ぼっち

過去に見た、まるでゴーストタウンのような

信念も、海には塩もない

 

Is it true what they say? You can't behave
You gambled your soul away
Measuring your dreams of this life seems
Like the gristle of loneliness

言っていることは本当なのか? あなたは行動できない

魂を賭けて

この人生の夢を測るのは

まるで寂しさの固まらない骨のように

 

Don't let the sun catch you cryin'
Don't let the sun catch you cryin'

太陽に泣き顔を見られないように

 

Like an ice age, nice days are on your way
Sipping the golden drinks
On a rip-tide, freak's ride
Asleep inside, a parasite's appetite

氷河期のように、いい日がやってくる

黄金の飲み物をすすりながら

リップタイド(強い潮流)では、変わり種の乗り物

中で眠っている寄生虫の食欲

 

Oh, say can't you see? The chemistry
The parasites, the clean up fee
Death never hands recycled cans
And get well cars to the hostage vans

見えないのか? 化学、寄生虫、お掃除代

死はリサイクル缶を手にしない

そして、人質として、満足な車を手に入れる

 

Don't let the sun catch you cryin'
Don't let the sun catch you cryin'

太陽に泣き顔を見られないように

 

You're a deadweight, right straight on your way
Sunk in the midnight shade
Skies burned, eyes turned
Learning to counterfeit their disease

あなたには重荷、あなたの道の右側にまっすぐ進む。

真夜中の日陰に沈む

空が燃えて目が回る

病気を偽造することを学ぶ

 

In this town where we roam
We bluff our souls on canteen patios
Drink the bravest drauft
The music drags
The music drags
The music drags

歩き回るこの町で

私たちは水筒のパティオ(中庭のこと)で魂をブラフにする

勇敢に一気に飲みこめ

音楽が引きずっていく

 

Don't let the sun catch you cryin'
Don't let the sun catch you cryin'

太陽に泣き顔を見られないように

 

 

歌詞の意味

抽象的な歌詞であり、なかなか意味が捉えずらく解釈が難しい。ミュージックビデオで表現されていたように逆説的な世界で生きるている人物像、そしてdeadweightに翻弄されている状況が伺える。

 

しかし、このような重荷を背負っても、「太陽に泣き顔を見られないように生きていけ!」と、なんだか背中を押されている。そんな応援ソングに感じます。

 

The music drags

音楽が連れていってくれる!

 

音楽の大切さも感じることができる楽曲です。

 

音楽ソムリエ

なゆた

Deadweight [Single-CD]

Deadweight [Single-CD]

  • アーティスト:Beck
  • 発売日: 2000/01/01
  • メディア: CD