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アニー (2017年, ズーカラデル)

『アニー』、なんて切ない音楽なんだ!

 

あ~、この曲はジワジワと引き込まれる!

めちゃくちゃ切なくて、胸が締めつけられるんだ!

 

ズーカラデルの『アニー』

聴けば聴くほど引き込まれ

3回聴いたら、頭の中で鳴り止まない

 

目次

 

 ズーカラデルとは

2015年に結成されたスリーピースロックバンド、バンド名は「動物園(英語:ZOO)から出る」に由来している。閉ざされた世界から出て、自由な音楽を奏でることを意味しているのだろうか…。

 

メンバー

吉田崇展(ボーカル・ギター)
鷲見こうた(ベース)※2018年3月~
山岸りょう(ドラムス)

※コナ(ベース)2018年2月に脱退


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切なさが感じられる名曲『アニー』

スリーピースロックでありながら、激しいというわけではなく独特のしっとり感があるズーカラデルの楽曲、その中でもメロディアスという表現が相応しい。

 

この『アニー』は本当に美しいメロディーが流れる。しょっぱなのカウントダウン後のイントロ、ギター音が既に切なく、イントロで見事にはまってしまうのだ…。

 

それとは対照的に、ボーカル吉田さんの優しく爽やかなる声、まるで物語が進んでいくように、この楽曲は進行し、どんどん曲が哀愁を帯び、突き進む。

 

途中の女性コーラスは "まえだゆりな" さん、北海道を中心に活動しているシンガーである。彼女のコーラスが入ると、一度ホッとした気持ちになるのだが、吉田さんの一人ボーカルに戻ると、より切なさが増すのだ。

 

美しい旋律と切なさが鳴り響き、頭からはなれぬ!

 

 

歌詞

作詞:吉田崇展

作曲:吉田崇展

進めスカート その両足で 悲しみの街をゆけ
唸れイヤーフォン 守れ彼女を 僕の声も届かないが

もういつだって君のこと 考えているけど
何回やってもこの手は ふれ合わんようだと

寝ても覚めても情けない顔 鏡に映る不審者
壁の向こうで誰かが笑う それをじっと聴いてる

もういつだってこの夜を 抱きしめているけど
何回やっても世界は 変わったりしなかった 涙も乾き始めた!!

 

ねえ 素晴らしくないけど 全然美しくないけど
YOU AND I 泥だらけの 僕らの世界を歌え 何度も
もう忘れてしまうほど ずっと鳴り止まない音

取るに足らない日々の中で 出会ったものを歌え 何度も 何度も

 

ここには既に居場所はないと 彼女は街を出て行った

忘れものには目もくれずに 「すべて捨てていくね」って
もういつだって君のこと 考えているけど
もういいやって笑うから 何も言えないのさ 涙の跡も隠して

 

ねえ 嬉しくはないけど 全然悲しくもないから
独りでも希望に満ちた 明日のことを歌え 何度も
もう涙も出ないほど ずっと感じてきたこと
勇敢な 日々の後で 再会を待って暮らす いつでも いつでも

ねえ 素晴らしくないけど 全然美しくないけど
YOU AND I 泥だらけの 僕らの世界を歌え 何度も

もう涙も出ないほど ずっと鳴り止まない音
取るに足らない日々の中で 出会ったものを歌え 何度も
ねえ 素晴らしくないけど 勇敢な 泥だらけの
僕らの世界を歌え 何度も 何度も

 

 

展開される物語

まるで小説を読み進めるように展開が美しい歌詞である。

 

"涙も乾きはじめた" という言葉からのサビへの突入、全てをふりしぼるような声と音、切なすぎて苦しい。

 

"全然美しくないけど" 、"泥だらけの" など自己肯定的ではない表現、飾らない歌詞に、共感できる。

 

そしてミュージックビデオ、彼らの演奏している様、顔がすごく良い。もっさりしているが、自らを絞り出すような演奏と音である。

 

また、終盤のギターソロ、北海道を中心に活躍されている "あららら" というバンドのギタリストのタクマモトオさんが弾いているとのこと。カッコよすぎ…。

 

歌っているステージは、雰囲気ある船の上、北海道小樽にあるCAFE 艀(はしけ)、運河に浮かぶライブ船で撮影されている。何とも言えない臨場感、いい味が出ている。

 

オール北海道の楽曲、恐るべし

そして切なさを感じたい時には 『アニー』という名曲を聴くべしだ。

 

改めて素晴らしい曲だと思う。

 

音楽ソムリエ

なゆた

 

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