"世界はまわる" ってどういう意味だぁ!?
音楽、映像が頭の中でぐるぐる回る
中毒性要注意!
ダフト・パンクの『Around the World』
目次
- "世界はまわる" ってどういう意味だぁ!?
- ダフト・パンク(Daft Punk)とは
- テクノ、ハウス、ディスコ、エレクトロの違い!?
- Daft Punkは日本のアニメファン
- 『Aound the world』について
- 奇才ミシェル・ゴンドリー
ダフト・パンク(Daft Punk)とは
フランス出身のトーマ・バンガルテルとギ=マニュエルによるハウス/ディスコ/エレクトロ・デュオである。
Daft Punk Facebookより
何やらロボットのような覆面を被っており、いかにも怪しい…。彼らはライブの時、このような出で立ちで演奏するのだ。
テクノ、ハウス、ディスコ、エレクトロの違い!?
これらの音楽分野の違いですが、ある程度決まった型があるものの、明確な基準はないので、分類は難しい。
ざっくりと…、これらの音楽に共通するのはは踊るための音楽ということ。
人間の心拍音と同程度のリズム(4つ打ちと呼ばれるリズム)を刻み、踊っている時に心地よいリズムになるように設計されている。
ハウスはこのリズムが最初から最後まできちんと守られる音楽のことを呼び、テクノはもう少し自由度が高く変化させてもOK。
そして、ディスコは映画サタデーナイトフィーバーのStayin' Aliveのような、音量の大きい反響するボーカルが4つ打ちリズムに加わるのが特徴である。
一方、エレクトロは楽器としてシンセサイザーを使い、ヨーロッパ系の電子音楽とアメリカのファンクが融合したものである。
このように各々特徴はあるが、境界上や融合した音楽も多々あり、気にする必要なんかないのだ。(じゃあ説明すんなよ!プンスカという声が聞こえてきそうだ…)
Daft Punkは日本のアニメファン
Daft Punkの「ONE MORE TIME」という楽曲、日本でCMソングとして使用されたこともありヒットした。このミュージックビデオはアニメーションであり、漫画家の松本零士さんが手掛けている。
Daft Punkは日本市場を意識して日本アニメのミュージックビデオ制作したというわけではなく、ただ松本零士のファンであり、制作を依頼したとのこと。フランスでの日本アニメの人気がすごいのだ!
『Aound the world』について
そして紹介する"Aound the world" は4つ打ちビートに「Around the world, Around the world・・・」と繰り返しの歌詞があるのみである。
そう、それだけ、実にシンプル!
しかし、効果音やビート音を上手く切り替えがあり、展開していくところは見事である。
奇才ミシェル・ゴンドリー
そしてもう一点、この映像が何とも言えない。
・不可思議な衣装
・アバンギャルドなダンス
・音楽との完璧なリンク
一度見たら忘れられない…。
ミュージックビデオは、ミシェル・ゴンドリーというフランスの映像監督が作ったものである。 彼の映像はアイデアはシンプルであっても、映像が音に見事にリンクする作品であり、この『Around the world』はまさに音と映像のリンクがピッタリである。
あ~何度も見てしまう。
夢に出てきそう…
いつまでも心に残る
衝撃の映像と音楽だ!
音楽ソムリエ
なゆた