失われていく家族の風景が、淡く甦る美しい旋律!
アコースティックギター
アルペジオの音がやさしい
靄(もや)がかかった風景を思い出す…
クリアには見えない
それでも、ぼやっと思い出す情景が映る
ハナレグミの『家族の風景』
目次
ハナレグミとは
ハナレグミは、SUPER BUTTER DOG(2008年9月解散)のボーカルであった永積タカシ(ながづみ たかし)のソロユニットである。その名前は自身が離れ目であることに由来する。
2002年夏よりバンドと併行して、ハナレグミ名義でソロ活動をスタートしている。 ギター片手に単身、全国のライヴ・ハウスを廻るスタイル、バンドとは違うアコースティックの魅力を感じることができる。
独特のやさしい声
語りかけるように包み込まれる
家族との距離感を
友達のようで他人のように遠い
そう表現する
今は家族との離れて暮らす…
そんな人には『家族の風景』を思い返すことができる音楽なのだ。
また、エンディングのピアノの音色が美しくていつまでも、その風景に居られるような感覚を味わえる!!
歌詞
作詞:永積タカシ
作曲:永積タカシ
キッチンにはハイライトとウィスキーグラス
どこにでもあるような家族の風景
7時には帰っておいでとフライパンマザー
どこにでもあるような家族の風景
友達のようでいて
他人のように遠い
愛しい距離がここにはいつもあるよ
キッチンにはハイライトとウィスキーグラス
どこにでもあるような家族の風景
何を見つめてきて
何と別れたんだろう
語ることもなく
そっと笑うんだよ
キッチンにはハイライトとウィスキーグラス
どこにでもあるような家族の風景
7時には 帰っておいでとフライパンマザー
どこにでもあるような家族の風景
キッチンにはハイライトとウィスキーグラス
どこにでもあるような家族の風景
あなたにとっての家族の風景とは
父と母
じーちゃん、ばーちゃん
兄弟、姉妹
イッヌ
当たり前だった風景は、日常すぎて写真には残っていない。だから頭の中にだけあることも多い。
そのため映像は詳細まで覚えていないし、思い出すことはできない。それでも拙い記憶を思い出そうとすると、靄(もや)がかかった映像が少し甦る…
我が家のキッチンには何があっただろうか!?普通は置いていないようなものが、ひょっこりとあった気がする。それは起動スイッチのように家族の風景を思い出させてくれるものかもしれない。
どこにでもあるようでどこにもない。
自分だけの家族の風景は目に焼き付けといた方が良いかもしれない。
音楽ソムリエ
なゆた