時間は二度と戻らない。しかし、優しいサウンドに包まれると、前向きになれる!
Viva ガレージロック
どこか哀愁が漂う
古くて新しいシンプルなギターリフ
そして乾いた音色が心地よい
目次
DYGL(デイグロー)とは
2012年に結成された日本のロック・バンド。メンバーは秋山信樹(Vo, Gt)、下中洋介(Gt)、加地洋太朗(Ba)、嘉本康平(Dr)の4名。バンド名の由来は、"蛍光色"、"安っぽくて派手"という二つの意味を持った"Dayglo" (デイグロー)という単語がバンドのイメージと合っていると感じ、名付けられた。
ガレージロックとは
ガレージ(車庫)で練習するアマチュアバンドが多かったことに由来する名称。1960年代のアメリカ合衆国を発祥としている。また2000年代以降のガレージ・ロックは、ジェット、ザ・ストロークス、ザ・ホワイト・ストライプス、ザ・リバティーンズなどの台頭により、ガレージロック リバイバルと呼ばれ、その後のロックバンドに大きな影響を与えた。
『Sink』
シンプルなギターリフ
良い意味で日本人らしくない声
洋楽を聴いているようで
でも歌詞は繊細
落ち込みながらも
前向きな言葉が並ぶ
やさしく包まれる
ポジティブになれる
歌詞
I feel sometimes
Sinking deep in this tiny room
Greetings to you, Dyspnoea
Time ticks then tocks
It just goes on as we slip inside
Don't try to swim backwards
When the night gets dark
Can we make it on time?
Do you feel it beating?
Life's the electric dreams
We gon´ all slide through every nights and days
Wasting light
All the days that are gone never coming back
When it's coming into pray
Can we get a little closer?
A savage the dream, all in green, feeling numb inside
I'm just trying to float again, sinking deep in my bedroom
Like me deny me
My heart is supposed to be bulletproof
But it's so naked after all
Online then offline I'm so done checking on your feed
Trapped in this daze in a haze
All the scenes go turning at once
And I wish I'd never hold back
But the timing's just not quite right
When you feel so stuck in this craze
When your mind and spirit's so marred
I'm just wishing you are safe
All after the storm
All the days that are gone never coming back
When it's coming into pray
Can we get a little closer?
A savage the dream, all in green, feeling numb inside
I'm just trying to float again, sinking deep in my bedroom
Are we done making it better?
Or are we lost between the lines?
Have we found the signs of hope?
Can I make it on time?
Even when I never know your name
Bloots & wounds in wasteful for combat
There's the glitter in the sky
Covered up by this iron gray
If any chances is left
Can I start again?
I feel sometimes
Sinking deep in this tiny room
Greetings to you, Dyspnoea
Time ticks then tocks
It just goes on as we slip inside
And I'm still here
In the end
和訳
時々感じる
小さな部屋で落ち込んでる
君に挨拶もできず
時計の針は刻まれる
塞ぎ込んでいても時間は進んでいく
後ろ向きで泳ぎたくない
暗い夜がやってきたら
時間の流れに乗れるのかな?
君はどう思う?
人生は夢のように終わる
日々はあっという間に過ぎ去っていく
電気の無駄遣いだな
過ぎ去った日々は二度と戻ってこない
時が進み始めたら
僕らの距離は少しでも近づけるかな?
夢に向かうけど、未熟で、感覚がない
ベッドで落ち込んで、がんばろうと思う
自分を好きになったり、嫌いになったり
僕の心は防弾仕様なのに
本当は生身だった
オンライン、オフライン
あなたの投稿を気にしている
ぼんやりとした場所で閉じ込められ
急に態度が変わる
我慢しなくていいのに
タイミングが悪いな
流行に流され
傷つけられた時は
君が安心して暮らせるように願う
嵐が全て過ぎ去った後も
過ぎ去った日々は二度と戻ってこない
時が進み始めたら
僕らの距離は少しでも近づけるかな?
夢に向かうけど、未熟で、感覚がない
ベッドで落ち込んで、がんばろうと思う
僕らは少しでもよくなれたのかな?
それともあの時から何も変わっていないのかな?
希望の兆しは見つけられたかな?
まだ間に合うのかな?
君の名前を知らなくても
無駄な戦いで傷つき血が流れる
空には光る星がたくさんある
今は鉄の塊に隠れて見えないけれど
もう一度見ることができるのかな?
時々感じる
小さな部屋で落ち込んでる
君に挨拶もできず
時計の針は刻まれる
僕はまだここにいる
最後まで
歌詞の意味
短い言葉が連なる。『Sink』は「沈む」の意味、そこから派生して「落ち込み、落胆」などの意味をもつ。
今日やってしまった失敗に
自分が情けなく、すごく嫌になる時がある
誰も居ない時に
思い出して
…あーー!!!
ってなる
時間はどんどん進んでいく
そして過ぎ去った日々は二度と戻ってこない
夢に向かって少しでも良くなるように動くが
未熟で上手くできない
その葛藤
ベッドで突っ伏して
またがんばろうと思う
ネガティブなテーマだけど、ポジティブな言葉もたくさん綴られているのが、独特だと思う。
最後には『Sink』から解放されれば良いのにな…
音楽ソムリエ
なゆた